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【名作探訪】三島由紀夫『禁色』 1964年 新潮文庫
 今期、集中的にその作品を紹介している「第三の新人」たち。彼らが文壇に登場したのは昭和20年代後半であるが、同世代には三島由紀夫がいる。『仮面の告白』で一気に注目を浴びた彼は、その後海外でも高い評価を得たように日本を代表する作家となった。

 今月紹介するのは、三島由紀夫禁色』だ。三島文学の前期を総括する長編小説と言える。

 老いた作家檜俊輔は「愕くべく美しい青年」南悠一と出会う。美の化身とも思える悠一であるが、彼は女を愛する事の出来ない同性愛者であった。その秘密を打ち明けられた俊輔は、彼の美しさを利用したある事を企む。人生で悉く女に裏切られてきた恨みを果たすための復讐計画を。もっと読む…
慶應塾生新聞

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